連帯保証とは

連帯保証とは、保証人が主たる債務者と連帯して債務を負担する保証をいいます。

普通の保証か連帯保証かは契約次第ですが、次の場合は法律上当然に連帯保証となります。
・主たる債務が、主たる債務者の商行為によって生じたとき。
・保証が商行為であるとき。

普通の保証との違い

普通の保証の場合、保証人は、債権者からの請求に対し、まず主たる債務者に請求又は強制執行するよう求める権利を有していますが、連帯保証の場合、保証人は、そのような権利を有していません(両者の違いは他にもあります)。

したがって、債権者にとっては、普通の保証よりも、連帯保証の方が有利です。

ポイント

保証契約を締結する場合、債権者としては、できる限り連帯保証とすべきです。