物的担保とは、債務者又は第三者の特定の財産(「物」)を担保とするものをいいます。
一方、人的担保とは、債務者以外の第三者(「人」)の財産(原則として全財産)を担保とするものをいいます。

当サイトで解説する担保のうち、保証(連帯保証、根保証を含みます)は人的担保であり、その他の担保は物的担保です。

物的担保は、特定の「物」を担保とするものですから、担保としての価値は比較的安定しています。
一方、人的担保は、「人」の財産を担保とするものですから、その「人」の財産状況によって、担保としての価値は大きく左右されます(保証人に財産がなければ、担保としての価値はありません)。