<Q>
契約書は、どうやって作成するのですか?

<A>
契約書の雛形を利用すると便利です。

<解説>
契約書には、最低限、次の事項を記載する必要があります。
1.当事者の署名(記名)押印
2.作成年月日
3.契約の内容(当事者が合意で定めたルールの内容)

上記の記載事項のうち、当事者の署名(記名)押印と作成年月日については、それほど問題はないと思います。

問題は、契約の内容をどうやって契約書に記載するか(文章にするか)です。

契約の内容を、白紙の状態(ゼロ)から考えて契約書に記載する(文章にする)のは大変です。

そこで、契約書を作成するときは、契約書の雛形(ひながた)を利用してください。

これから作成する契約書と内容が類似している契約書の雛形を入手し、この雛形をアレンジして契約書を作成するのです。

契約書の雛形は、書籍やネット等で入手することができます。
場合によっては、複数の雛形を組み合わせて1つの契約書を作成することもあります。

契約書の雛形を利用することにより、契約書に記載すべき事項の記載漏れを防ぐこともできます。

法律のプロである弁護士も、契約書を作成するときは、契約書の雛形を利用することが多いです。